高畠達四郎（たかばたけ たつしろう）さんは、1920〜70年代に活躍した日本の洋画家で、写実的な風景画に詩情と素朴な感性を込めた作品で知られています。

基本プロフィール
氏名：高畠 達四郎（たつしろう）
生没：1895年10月1日〜1976年6月26日（享年80）
出身地：東京・神田

学歴・渡欧経験
慶應義塾大学理財科に入学後、中退し、本郷洋画研究所で西洋画を学ぶ
1921年〜1928年にかけてフランス・パリに滞在。アカデミー・ランソンでモーリス・ドニ、ボナールらに学び、サロン・ドートンヌなどに出品

帰国後の活動
1928年帰国後、国画会で発表した後、1930年に独立美術協会を創立し、同展を中心に活動
戦後は熱海に疎開し、1951年「暮色」で第3回毎日美術賞を受賞

作風と代表作
絵画風景を得意とし、日本や欧州の自然風景を写実と詩的感性で描く
初期はフランス・モダニズム（エコール・ド・パリ）の影響、後に素朴でプリミティブな作風へ移行
代表作：『暮色』『裸木と海』『プチ・ジャン』など
公立美術館にも複数所蔵（例：広島美術館には「Nice in Winter」など）

教育・受賞歴
東京芸大・武蔵野美術大学で教鞭を執る
1952年「暮色」で毎日芸術賞を受賞
独立美術協会の創設者として、日本洋画界における重要人物

額サイズ★約57×42
作品サイズ★約43×33


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